福岡県は10日、6月30日~7月6日の1週間の感染症の発生状況を発表しました。

いわゆる「リンゴ病」の報告数が、過去最多となっています。

福岡県によりますと、6月30日~7月6日の1週間の伝染性紅斑、いわゆる「リンゴ病」の報告数は、1医療機関あたり3.46人と、8週連続で「警報レベル」となりました。

1999年の調査開始以降、過去最多だった6月上旬の数をさらに上回っているということです。

伝染性紅斑は、微熱や風邪のような症状のあと頬がリンゴのように赤くなり発疹が出る感染症で、妊婦が感染すると流産の恐れがあります。

また、夏風邪の一種「ヘルパンギーナ」も2週連続で「警報レベル」になっています。

いずれも咳などの飛沫や感染者との接触で感染するため、県は、適切なマスク着用やこまめな手洗いなどの対策を呼びかけています。

テレビ西日本
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