仙台空襲から7月10日で80年です。戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える写真展が、10日から若林区で開かれています。
1945年の仙台空襲で焼け野原となった仙台市中心部。この写真展は戦争で肉親を失った宮城平和遺族会が戦争の記憶を次の世代につなげようと開催しています。
写真展では1941年から1945年のアジア・太平洋戦争中の様子も展示されています。
宮城平和遺族会は、世界的な軍拡の動きを見つめ直す機会にもしてほしいとしています。
訪れた大学生
「この戦争の資料を見て、悲惨だったというのがすごく心に残った。絶対に戦争は今後起きてほしくないという思い」
宮城平和遺族会 出浦由美子事務局長
「どうやったら平和を作っていけるかという道を、みんなで探っていきたい。そういう思いで写真展をやっている」
この写真展は7月10日から12日まで東北学院大学五橋キャンパスで開かれています。