警察は寝たきりの夫にインスリンを注射し、殺そうとした殺人未遂の疑いで、愛媛県松山市の59歳の女を10日逮捕しました。夫はその後、別の病気で亡くなっています。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、松山市鉄砲町の無職田村一美容疑者(59)です。
警察によりますと田村容疑者は去年10月3日、当時住んでいた松山市清住の自宅で、寝たきりでからだが不自由な夫の真一さんを殺そうと、自分に処方されていた糖尿病の治療薬「インスリン」を注射。意識がもうろうとするなど、重症の低血糖症を負わせた疑いです。事件は搬送先の病院からの通報で発覚。
真一さんはその後回復しましたが、去年の年末に別の病気で亡くなっています。
警察の調べに対して田村容疑者は「インスリンを打って殺そうとしたことに間違いありません」と、容疑を認めているということです。
警察は動機の解明を進めています。
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