ロシアと北朝鮮の首都を結ぶ航空便が、約30年ぶりに再開する見通しです。
ロシアの航空当局は8日、ロシアの航空会社「ノードウィンド」にモスクワと平壌の定期便の運航を承認しました。
具体的な運航スケジュールはまだ決まっていませんが、ノードウィンドは週2便の運航が可能となり、観光客や政府関係者の利用が見込まれています。
直行便の再開をめぐり、ロシアのショイグ安全保障会議書記は6月に北朝鮮を訪問した際、「30年以上運航していなかった便が近く飛ぶ予定だ」と述べ、運航再開を示唆していました。
ロシアメディアによりますと、モスクワと平壌の定期便はソ連崩壊をきっかけに中断されたもので、再開すれば30年以上ぶりとなります。