アメリカのホワイトハウスは関税交渉を主導するベッセント財務長官が19日に大阪・関西万博を訪問すると発表しました。
ホワイトハウスは9日、ベッセント財務長官が率いる政府の代表団が19日に大阪・関西万博を訪問すると発表しました。
アメリカの伝統や文化を紹介するナショナルデーに合わせた訪問となりますが、日本に対する25%の新たな関税の発動が8月1日に迫る中、赤沢大臣との会談が行われるかが注目となります。
一方、ウォールストリート・ジャーナルは8日に関係者の話として、トランプ大統領が新たな関税の期限を8月1日まで延長したのはベッセント長官らの助言によるものだったと報じました。
ベッセント氏らはインドやEU(ヨーロッパ連合)など複数の貿易相手国との交渉が進展していると感じていたことから、トランプ氏に対し「もっと時間があれば協定を結ぶことができる」と期限の延長を求めたとしています。