モンゴルを訪問中の天皇皇后両陛下は「ゲル地区」にある公立学校を訪れ、子どもたちと交流されました。
9日午後、両陛下はウランバートル郊外のモンゴル式テントが並ぶゲル地区に初めて足を運び、公立の学校を訪問されました。
ほとんど水道が整備されていないこの地区に、日本政府の支援で建てられた学校で、両陛下は伝統衣装の子どもたちから花束を受け取られました。
両陛下は生徒たちによるモンゴルの伝統的なダンスなどを笑顔で見守り、大きな拍手を送られたほか、浴衣を着た生徒に「(浴衣を)着てみてどうですか」「とてもよくお似合いですね」と声をかけられました。
また、「両陛下がいらっしゃると知り、努力しました」などと話す生徒たちに両陛下は「素晴らしかったです」などと声をかけられました。
生徒:
最高な気分です。ちょっと興奮しているけど二度とない機会だと思います。
両陛下は学校を後にする際、見送りに集まった子どもたちに「何の科目が好きですか」などと声をかけ、笑顔で手を振られました。