三重県鈴鹿市の民間車検場の代表ら4人が、検査を実施したとするウソの書類を作成して不正に車検を通す、いわゆる「ペーパー車検」を繰り返したとして逮捕されました。
逮捕されたのは、鈴鹿市の民間車検場「リトルガレージ」の代表・田中正樹容疑者(59)ら男3人と、自動車販売店「伊達オート」の経営者・伊達千尋容疑者(57)です。
警察によりますと、2025年5月、伊達容疑者から依頼された車についてウソの書類を作成するなどして車検をしたように装い、不正に通した疑いが持たれています。
警察は4人の認否を明らかにしていませんが、車は車検場に持ち込まれてもいなかったとみられ、いわゆる「ペーパー車検」を繰り返していたとみて余罪を調べています。