聖地・甲子園への切符をかけた夏の高校野球長野大会。7月9日は2回戦2試合が行われました。大会は9日までに1・2回戦が終わり、参加全71チームが初戦を終えました。大会は7月12日、13日に3回戦が行われベスト16が出そろう予定です。
セキスイハイム松本スタジアムの第2試合は県内最多・37回の甲子園出場を誇る松商学園と飯田OIDE長姫が対戦した。
松商学園は1点リードの4回、チャンスで8番・森田。タイムリーヒットを放ち追加点を奪う。
さらに9回に1点を加えた松商学園。投げては2人の継投で長姫打線に1点も許さず。投打がかみ合った松商学園が3対0で勝ち3回戦進出。
もう1試合は中野西が上伊那農業に勝った。
■7月8日の試合結果〈セキスイハイム松本スタジアム〉
上伊那農業2-6中野西
松商学園3-0飯田OIDE長姫
大会は9日までに1・2回戦が終わり、参加全71チームが初戦を終えました。第1シードの古豪・長野商業や連覇を目指す長野日大、強豪・上田西などの有力校は順当に勝ち進みました。
【Aブロック】
2025年春の県王者で、北信越大会準優勝の第1シード・長野商業は苦しみながら初戦を突破。42年ぶりの夏の甲子園へ前進しました。
2024年秋の県大会を制した松本第一、3年ぶりの優勝を狙う佐久長聖の強豪私立はともにコールドで発進。
2023年大会ベスト4の日本ウェルネス長野は初戦で涙をのみました。
(2回戦)
長野商業8-5松本県ケ丘
須坂創成1-11松本第一
佐久長聖26-0中野立志館
日本ウェルネス長野4-6諏訪実業
【Bブロック】
前回準優勝の第8シード・長野俊英は岡谷南をコールドで下し好発進。
伊那北や上田染谷丘など実力ある公立高校も3回戦に駒を進めました。
(1回戦)
須坂0-7伊那北
(2回戦)
下諏訪向陽2-5上田染谷丘
伊那北6-1塩尻志学館
高遠10-1野沢南
岡谷南0-8長野俊英
【Cブロック】
前回47年ぶりにベスト4入りした第5シード・赤穂が、2019年優勝校の飯山の前に初戦敗退。
2019年準優勝の伊那弥生ヶ丘は5年ぶりに初戦を突破。
2025年春の県大会に出場した上田東はコールド勝ちで実力を示しました。
(2回戦)
赤穂6-7飯山
長野西6-1岡谷工業
長野吉田1-6伊那弥生ヶ丘
上田東12-2南安曇農業
【Dブロック】
第4シード・上田西がコールド勝ちで初戦突破。前回は初戦敗退も、2年ぶりの甲子園へ順調なスタートを見せました。
好捕手を擁する諏訪清陵は野沢北を逆転で下しました。
(2回戦)
諏訪清陵11-2野沢北
松本蟻ケ崎6-3東北信連合(北部・松代・蓼科・軽井沢・小海)
大町岳陽13-9南信連合(富士見・茅野・箕輪進修)
長野南0-11上田西
【Eブロック】
開幕試合に登場したノーシードの松商学園は投打がかみ合い、3回戦に進出。
第3シード・東京都市大学塩尻はコールド勝利で上田を下しました。
昨秋県ベスト8の伝統校・長野は左腕エースが好投を見せ2年ぶりに初戦を突破。
(1回戦)
地球環境0-6松商学園
長野工業高専0-17飯田OIDE長姫
(2回戦)
東京都市大学塩尻10-3上田
佐久平総合技術2-8長野
中野西6-2上伊那農業
松商学園3-0飯田OIDE長姫
【Fブロック】
連覇が懸かる第6シード・長野日大は、甲子園経験者がチームを引っ張りコールド発進。
昨夏ベスト4の小諸商業は公立の実力校・篠ノ井、松本深志を立て続けに下し、3回戦に駒を進めました。
2003年優勝の長野工業もコールドで初戦突破。
(1回戦)
松川0-14松本深志
小諸商業8-4篠ノ井
(2回戦)
下伊那農業0-7長野工業
飯田4-3木曽青峰
阿智2-12長野日本大学
松本深志3-7小諸商業
【Gブロック】
29年ぶりの優勝を目指す第7シード・東海大諏訪が投打に安定感を見せ、2010年優勝の松本工業に勝利。
屋代は2戦連続二けた得点でコールド勝ちと波に乗る。
中信連合も打線がつながり初戦突破。
(1回戦)
諏訪二葉9-8小諸
豊科3-16屋代
(2回戦)
東海大学付属諏訪9-3松本工業
下高井農林0-13中信連合(田川・梓川・明科・穂高商・池田工・蘇南)
長野東3-2飯田風越
諏訪二葉5-13屋代
【Hブロック】
昨秋、今春の県大会で準優勝の第2シード・松本国際が伝統校・丸子修学館を下し、21年ぶりの甲子園へ好発進。
松本美須々ケ丘や岩村田など実力校も3回戦に進出しました。
(2回戦)
松本美須々ケ丘8-1辰野
岩村田4-2更級農業
駒ケ根工業7-2上田千曲
丸子修学館0-10松本国際
大会は7月12日、13日に3回戦が行われベスト16が出そろう予定。予定通り日程が消化すれば、決勝戦は7月26日にセキスイハイム松本スタジアムで行われます。