8日は猛暑から一転して局地的な大雨や落雷によって交通機関に乱れが出ました。
JR熊本駅構内では雨漏りが発生。業者が対応に追われました。
8日、今シーズン初めて菊池市で38度を超えるなど記録的暑さとなった県内。
夕方からは所々で雨雲が発達し、雷を伴った激しい雨が降りました。
午後6時半ごろ、TKUのスタッフが社屋の軒下から西の方角にカメラを向け雨や雷の様子を撮影していると…
【稲光】
【カメラマン】
「うわ!すごっ」
画面の中央に閃光が走り、光は地面に到達しています。映像ではすぐ近くに見えますが、雷鳴がとどろいたのは約3秒後。雷は1キロほど離れた場所に落ちたとみられます。
気象台によると、レーダーによる解析で熊本市西区付近では午後6時までの1時間に
76ミリの非常に激しい雨が降ったとみられています。
【堂前 泉紀記者リポート】
「JR熊本駅です。全ての在来線が運転を見合わせていて、帰宅ラッシュのこの時間、非常に多くの人で混雑しています」
8日夕方に降った激しい雨の影響で、JR熊本駅を発着する全ての在来線が一時、運転を見合わせました。
【利用者】
「しょうがない、こればかりは。安全を重視してもらえればいい」
また、駅構内では雨漏りが発生。床のあちこちで水たまりができ、業者が対応に追われていました。
また、雨漏りは、駅に隣接する『肥後よかモン市場』でも。JR熊本シティによりますと、一部の店舗が雨漏りの影響で営業できなくなったということです。
局地的とはいえ熊本市では梅雨明け後、初めて降ったまとまった雨。
『雷3日』のことわざ通り、9日も注意が必要です。