沖縄県南城市の仲村渠地区で受け継がれている伝統行事の綱曳きに向けて、地域の人たちが地元の藁を使って綱を作りました。

400年以上の歴史を誇る南城市仲村渠地区の綱曳きに向けて、7月6日、公民館では地域の人たちが協力して綱曳きに使用する約50メートルの綱作りに取り掛かりました。

綱を編んでいる男性:
息を合わせて編むのが大変ですね。地域の大事な文化なのでそれをみんなで守っている

仲村渠では稲作が盛んで、綱づくりには、稲作会が育てた藁も3分の1ほど編み込まれています。

仲村渠稲作会大城宏会長:
実際に綱に編み込まれていくということで気持ちを込めて(育てた)私たちの魂が綱曳きに入っていけたらいいなと思います

伝統の綱曳きは7月19日に行われます。

沖縄テレビ
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