サッカーアルビレックス新潟は9日、MF太田修介が湘南ベルマーレに完全移籍すると発表しました。太田は「強化部長は引き留めてくれたが、僕自身で決断した」とコメントしています。
2023年にアルビレックス新潟に加入した太田は、J1リーグで通算47試合に出場し、8得点。今季も開幕戦の横浜Fマリノス戦で、開幕ゴールを挙げていました。今季途中での移籍は、小見選手・稲村選手・宮本選手に続き4人目です。
【太田修介選手コメント】
このたび、湘南ベルマーレに移籍することになりました。
まずは、このタイミングとチーム状況での移籍となってしまい、申し訳ありません。
デンカビッグスワンスタジアムでの大歓声の中、熱いサポーターの皆さんの前でプレーできたことや、アウェイでもその声でホームのようにしてくれたこと、街中で会っても、応援しているよと、いつも声をかけてくれたこと。皆さんが響かせてくれた声は、サッカー選手として本当に嬉しかったです。
それと同時に、このクラブになかなか貢献できなかったことへの悔しい思いが多くあります。さまざまな困難がありましたが、このクラブで活躍したいと強く思っていました。しかし、自分の未熟さが故に、それをすることができませんでした。申し訳ありません。今回の移籍にあたって、寺川強化部長は僕を引き留めてくれましたが、僕自身で決断しました。
2年半の間、応援していただいたファン・サポーターの皆さん。パートナー企業やホームタウン関係者の皆さん。さまざまな面でサポートしてくれたフロントスタッフの皆さん。僕が新潟でプレーするチャンスをくれた強化部の皆さん。指導してくれた監督・コーチングスタッフの皆さん。快適にプレーできるようにサポートしてくれたマネージャー・エキップ・ランドリーや清掃にあたるスタッフやオレンジカフェの皆さん。ピッチ外でも魅力を発信してくれた広報部の皆さん。怪我が少なくない中でも、コンディションをつくってくれたメディカルスタッフの皆さん。そして、自分が苦しい時も支えてくれて、一緒に戦ってくれたチームメイトの皆さん。本当にありがとうございました。