県は9日、6月1日時点の推計人口を発表し、48年ぶりに270万人を割り込んだことが明らかになりました。

県が発表した6月1日時点の県の推計人口は、前の年の同じ月と比べて2万2566人少ない269万9796人で、1977年以来、48年ぶりに270万人を割り込みました。

市町別では東広島市を除くすべての市や町で人口が減少。中でも、広島市は5415人の減少と最も多く、呉市と福山市が続きます。

総務省の人口移動報告によりますと、広島県は転出者が転入者を上回る「転出超過」が4年連続で全国ワーストになるなど人口減少が加速。特に若者の県外流出が課題となっていて、県は、昨年度からプロジェクトチームを立ち上げ対策に取り組んでいます。

テレビ新広島
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