京都市を流れる鴨川。
そこでたった1人、ゴミ拾いをしていたのは「外国人の男性」です。

ジャスティン・ギフィンさん(59):
ペットボトルのキャップ。箸の袋。多い。信じられないくらい多い。

京都在住のイギリス人、ジャスティン・ギフィンさん、59歳。
家族連れや観光客が多く訪れる鴨川で3年前から、1人でゴミ拾いを続けているのです。
ジャスティン・ギフィンさん(59):
川とか排水溝は、ゴミ箱じゃない。危ない物は壊れている缶。誰かがゴミ拾いをしないとダメ。これを踏んだらよくない。

ゴミ拾いは週に4日、1日2時間以上。これまでに拾った量は、2トンを超えるそうです。
ジャスティン・ギフィンさん(59):
ちょっとだけ綺麗になりました。私は1人で鴨川をきれいにできないから。手伝ってください。 私を手伝うんじゃなくて、鴨川を手伝ってください。
“大好きな京都の街をきれいにしたい”という思いで活動を続けているジャスティンさん。

日本に初めてやって来たのは、25歳の時でした。

中学校などで、子ども達に英語を教えながら京都の町で暮らしてきました。

ジャスティン・ギフィンさん(59):
3年前くらいに鴨川のそばを歩いて、ゴミが多いことに気がついた。靴は信じられないほど多い。毎年100足以上。何でかわからない。めちゃ不思議。
そんなジャスティンさんが、伝えたいことは何ですか?

ジャスティン・ギフィンさん(59):
私を見て同じようなことをやってほしい。少しずつ人が増えたらいいと思います。
大好きな街、京都で鴨川をきれいにするジャスティンさんの活動はあすも続きます。
(「イット!」5月27日放送より)
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