函館市は7月8日、マイナンバーカードの申請書1名分を紛失したと発表しました。申請書には氏名・住所・生年月日・性別が記載されていました。

 6月30日、市民から市に「マイナンバーカードの発行がされていない」などと電話がありました。

この市民は4月2日にマイナンバーカードの新規発行のため、市役所の戸籍住民課を訪れていました。

市が確認したところ、マイナンバーカードの発行などを行う「J-LIS」(正式名称:地方公共団体情報システム機構)に申請書が届いていないことが判明。申請書の所在が不明となっていました。これまでのところ、外部への流出は確認されていません。

 市によりますと、通常、マイナンバーカードの交付申請を新規で受け付ける際は、本人確認のうえで申請書を発行。市民に「J-LIS」宛の専用封筒に入れて郵送するよう案内しており、その際は「受渡票」の提出を求めていました。しかし、今回はその受渡票も市に保管されていませんでした。

 市は「個人情報を含む書類の管理を徹底し、再発防止に努める」などとしています。

北海道文化放送
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