大阪・関西万博で「砂」にちなんだ展示をきっかけに「砂同盟」を結んだ鳥取県と中東の国・ヨルダン。そのヨルダンの砂を活用したコーヒーと和菓子が完成し、8日にお披露目されました。
鳥取県庁でお披露目された「サンド・アライアンス珈琲」。鳥取県内を中心に「すなば珈琲」を店舗展開する会社が、大阪・関西万博で砂をテーマにした展示をしている鳥取県と「ヨルダン」がサンドアライアンス=砂同盟を結んだことをきっかけに開発しました。
ヨルダンの「赤い砂」で焙煎した豆と鳥取砂丘の砂で焙煎した豆をブレンド。
コクがありながらもすっきりした味わいです。
このコーヒーが練りこまれたようかんと一緒にお披露目され、平井知事が試食しました。
平井知事:
これはヨルダンと鳥取の合作。砂で言うと…アライアンスだ…。でも飲みやすいしいい感じですね。
県に依頼して約2キロのヨルダンの砂を取り寄せ、約2週間かけて商品化しました。
ぎんりんグループ・村上和良オーナー:
せっかくヨルダンと仲良くなっているんだから、これを商品化できないかなと。王様に飲んでもらいたい。
鳥取とヨルダン、国境を越えたコラボから生まれた新商品は、万博会場で7月15日から始まる鳥取県のPRイベントで提供されます。