鳥取県岩美町の漁港で水揚げされた魚を使った新商品が完成し、7月8日に試食会が開かれました。骨までおいしく食べられます。

新商品「骨まで食べられる魚シリーズ」、岩美町の漁港で水揚げされたサバやカレイなど5種類の魚を焼き魚と煮魚に加工。
商品名の通り、加熱と加圧によって骨まで食べられるほど柔らかく仕上げたのが特徴です。
岩美町の「道の駅きなんせ岩美」で8日に試食会が開かれ、関係者などがその味を確かめました。

試食した人:
いつも骨がぐっとひっかかるんですけど、ふわっと箸が入るのでわっ!ってなりました。

試食した人:
おいしかったです。骨のごみが出ないので、生ごみの処理とかも楽だなと思いました。

岩美町の漁港で水揚げされた魚の中には、サイズが小さいなどの理由で市場に出回らないものもあり、それを知った道の駅の運営会社が、それらを有効活用できないかと、兵庫県の水産加工会社の協力のもと商品開発に乗り出しました。

魚離れが進む中、調理が楽で、骨がなくて食べやすい商品をと、4か月かけて完成させました。商品の中には犬・猫用のペットフードもあります。

いわみ道の駅・小島健一朗社長:
老若男女問わず食べやすくなっております。地域を問わず、全国の皆さんに召し上がっていただいて、商品の良さが伝わっていけばいいと思う。

「骨まで食べられる魚シリーズ」は7月19日から「道の駅きなんせ岩美」で販売されるほか、10月からは岩美町のふるさと納税の返礼品としても提供される予定です。

TSKさんいん中央テレビ
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