まずは霧島連山の新燃岳についてです。
気象台は7日夕方、新燃岳の連続噴火が停止したもようと発表しましたが、夜になって噴火が発生、現在も続いています。
福岡管区気象台は、7日午後5時17分に先月27日から続いていた新燃岳の連続噴火が、火山性微動の揺れが小さくなったことなどから「停止したもよう」と発表。
しかし、新燃岳はその後、午後8時30分に再び噴火しました。
また、8日午前5時44分には、噴煙が火口から1600メートルの高さまで上がっていることを確認、新燃岳は現在も噴火が継続しています。
(気象庁の担当者)
「地殻変動については引き続き膨張が続いている。噴火が継続しているので3km以内の範囲では警戒を続けるように」
気象台では、火口から概ね3キロの範囲で大きな噴石などに警戒を、また風下となる地域では火山灰や小さな噴石に注意するよう呼びかけています。