大阪・関西万博で4月にデモフライトをしたものの、機体の一部が破損し、飛行を見合わせていた、アメリカのLIFT社製の「空飛ぶクルマ・HEXA(ヘクサ)」について、運行を担う丸紅は、破損の原因について、部品を供給する会社が、「モーターが搭載される箇所の部品について、仕様と異なる素材の部品を誤って供給していた」と発表しました。

【丸紅の発表より】
「モーター搭載箇所の部品について、サプライヤーが仕様と異なる素材の部品を誤って供給していたことが判明しました。当該部品の交換およびその他重要部品の再点検を完了した上で、再発防止策として、LIFT社において部品の受領・品質管理について包括的な監査を実施し、必要な工程について改善したことを確認しました。

関係機関の許可を以て、今後大阪・関西万博でテストフライトを実施し、十分に最終確認を行った後、安全を最優先として関係機関および関係各社と協議・判断し、デモフライトの再開に関しては改めてお知らせいたします。」

関西テレビ
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