SNSを通じて知り合った女性名義のアカウントからオンラインショップの経営を持ちかけられ、福岡県筑後市の男性が現金667万円をだまし取られていたことがわかりました。
筑後警察署によりますと筑後市の会社員の男性(55)は5月19日、SNSを通じて知り合った女性名義のアカウントを使用する人物とやり取りしていたところ、オンラインショップの経営を持ちかけられました。
オンラインショップは売れた分の原価だけを支払う仕組みで、男性は専用アプリをダウンロードするなどし、オンラインショップを経営することになりました。
その後、男性はショップで購入された商品の原価分の支払いや支払い遅延に対する罰金などの名目で、6月2日から24日にかけて8回にわたり、カスタマーサポートを名乗るアカウントを使用する人物から指定された銀行口座に、合計667万円を振り込みだまし取られたということです。
警察は恋愛感情を抱かせ金銭などをだまし取るSNS型ロマンス詐欺事件として調べるとともに
▽SNS上での投資話は詐欺の可能性があります
▽面識のない人にお金を振り込んではいけません
▽SNSは、知らない人からの「友だち申請を拒否」「メッセージ受信を拒否」する設定にしておきましょう
などと注意を呼びかけています。