自身の学歴詐称問題をめぐり伊東市の田久保眞紀 市長が辞意を表明したことを受け、市は8日夜に開催予定だった“市長と語る会”を中止することを決めました。
伊東市の田久保眞紀 市長は市の広報誌などに「東洋大学法学部卒業」と記載していたものの実際には除籍されていたことが明らかになり、市長は7月7日の会見で近く辞職する意向を明らかにしています。
こうした中、伊東市は8日夜に予定されていた“市長と語る会”の開催を中止しました。
「本来の趣旨とは異なるものになる可能性がある」と判断したということです。
また、今後の語る会の開催についても調整中としています。
伊東市役所には田久保市長の会見を受け、8日も午前中だけで100件近い電話が寄せられていて、「卒業証書を出せ」「出直し選挙は税金の無駄遣い」といった苦情が多数を占めるものの、中には「選挙で頑張ってもらいたい」といった激励もあるということです。