7月は国や日本赤十字社などが提唱する「愛の血液助け合い運動」月間です。
松江市では、専門学校生たちが同じ若者世代を中心に献血への協力を呼びかけました。
松江市のJR松江駅前では8日朝、看護師を目指す松江総合医療専門学校の学生ボランティア16人も参加し、通勤、通学中の人たちに「うちわ」などの啓発グッズを手渡しながら献血への協力を呼びかけました。
例年この時期は、猛暑で外出を控える状況になったり、お盆休みなど長期休暇によって献血をする人が減り、医療機関の輸血用血液が不足するため、国や日本赤十字社は毎年7月を「愛の血液助け合い運動」月間として啓発に力を入れています。
島根県赤十字血液センター・上木康裕さん:
若い方の献血は、他の年代と比べて非常に献血率が低い状況にあるので、若い学生からの呼びかけは、同世代の方々にとって献血を身近に捉えて貰えると思う。
日赤などは、各地に献血車を出すなどして、こまめに協力を呼びかけることにしています。
また現在の献血者は50代から60代が中心で若者世代が少ないことから、将来の安定的な供給のためにも幅広い世代の協力が不可欠だとしています。