7月4日と5日、宮崎県高原町で死んだ野生のイノシシ2頭が見つかり、豚熱への感染が確認されました。

県によりますと、7月4日、高原町の田んぼで「イノシシが死んでいる」と近くに住む人から高原町役場に通報がありました。
また、翌日もそこからおよそ1キロ離れた高原町内の草むらで、死んだイノシシ1頭が見つかりました。

宮崎家畜保健衛生所がこのイノシシ2頭について豚熱ウイルスのPCR検査を行った結果、7日、いずれの個体も陽性と判定。県内での野生イノシシの豚熱への感染は、4月以降、これで3例目と4例目になります。

今回の2頭は2例目の発見場所から、1キロから2キロ離れた場所で見つかっており、県は野生のイノシシを介した豚熱の感染拡大を懸念。農場に出入りする際の消毒の徹底など、改めて防疫を徹底するよう呼びかけています。

テレビ宮崎
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