「人口10万人あたりの死者が全国ワースト」。愛媛県内で交通死亡事故が多発していることを受け「緊急事態宣言」が7日、2年ぶりにが発令されました。中村知事は交通安全県民総ぐるみ運動愛媛県本部の本部長として、警察など関係機関に取り締まりや交通事故防止の強化などを指示しました。

中村知事:
「本日ここに『交通死亡事故多発緊急事態宣言』を発令しまして、緊急かつ集中的に交通事故防止対策を推進することといたします」

愛媛県内では今年に入り、交通事故による死者が7月6日時点で31人になり、前の年の同じ時期より10人増加。死者のうち高齢者が3分の2を占めています。特に4月以降は死者が5人以上と歯止めがかからず、人口10万人あたりの死者も2.43人と全国ワーストになっています。

この事態を受け、中村知事は愛媛県に2年ぶりに「緊急事態宣言」を発令。特に死者が増えている自損事故や自転車事故の防止に向けて、交通違反の取り締まりの強化などを関係機関に指示しました。

このあと警察は早速、松山市内で車のドライバーにチラシを配り、安全運転の呼びかけました。

「緊急事態宣言」は7月16日まで発令されています。

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テレビ愛媛
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