愛媛県松山市にある松山空港が、自衛隊や海上保安庁が円滑に利用できる「特定利用空港」の候補として検討されていることが8日に発表されました。

愛媛県の発表によりますと、「松山空港」は国が管理していて、松山空港を「特定利用空港」の候補として検討していると、県へ7月2日に説明がありました。

「特定利用空港」は、自衛隊や海上保安庁が安全保障環境を踏まえた対抗を実行的に行うため、「円滑な利用に関する枠組み」を設定。国のHPによりますと、自衛隊の駐屯地とのアクセスの向上へ道路のネットワークなどを整備するほか、年に数回の戦闘機などの離着陸や資材の輸送、捜索や人命などの救助の訓練などを行います。また「国民の生命・財産を守るうえで緊急性が高い場合」では、飛来してくる弾道ミサイルの対処などを想定しているとしています。

愛媛県は同意を求められる立場ではないものの、県民に理解が得られるよう丁寧に説明することや、県民の生活に影響が出ないようにすること、事故があった場合は国が責任をもって対応することを求めているとしています。

国は松山空港の「特定利用空港」の決定を、今年度中に目指しているということです。

国内で「特定利用空港」には2日時点で11の空港がなっています。

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テレビ愛媛
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