ロシアは、ウクライナのドニプロペトロウスク州の一部の集落を制圧したと発表しました。
ロシア国防省は7日、ウクライナ東部にあるドニプロペトロウスク州の集落「ダチネ」を制圧したと発表しました。
ドニプロペトロウスク州は、ロシアが一方的に併合したウクライナの4つの州の外にあります。
これまでロシア側は、ウクライナ東部の実効支配地域を拡大し、6月8日にはドニプロペトロウスク州の領内に入ったと発表していました。
事実ならば、この州での集落制圧は、ロシアがウクライナを侵攻開始して以降、初めてです。
こうした中、ウクライナ空軍は6日夜から7日朝にかけて、ウクライナ南部の港湾都市オデーサなど複数の地域がロシア軍のドローンと巡航ミサイルによる攻撃を受けたと発表しました。
このうち、ハルキウでは7日午前、2度の攻撃があり住宅や交通インフラが被害を受け、これまでに43人が負傷したということです。