サッカJ2V・ファーレン長崎は、5日、ホームで大分との九州ダービーを制し、今季初の3連勝を飾りました。
明治安田J22リーグ第22節、高木新監督にとっては初のピースタでの試合となる大分との九州ダービー。
1万7000人を超えるファンサポーターが詰めかけました。
前半は大分の堅い守備に苦戦しなかなかチャンスを作れません。
21分、FKをマテウスが直接狙いますがGKにセーブされます。
スコアレスで迎えた後半20分、大分のシュートは守護神・後藤がファインセーブ!
試合が動いたのは後半29分でした。
CKをしのぐと、カウンター発動。
後藤から一気にマテウスへ。
そして笠柳につなぎ、シュート!
GKに止められるも、こぼれ球を米田が押し込み貴重な先制点を奪います。
米田の2試合連続ゴールにスタジアムも大いに沸きます!
後半アディショナルタイムにはマテウスのスルーパスに抜け出した笠柳がシュートを放つもゴール左・・・
終了間際には再び笠柳がGKと一対一のチャンスを迎えますが、GKにセーブされます。
追加点こそ奪えませんでしたが、1点リードを守り切り今季初の3連勝。
高木監督にとってピースタでの初勝利となりました。
高木琢也 監督
「なかなかボールを差し込むことができなくて苦労した前半だった。後半は少しずつ修正しながら得点を取ってくれた。」
「まだまだ我々はチャレンジしていくしかないので、そういう気持ちをしっかり持ってまた臨んでいきたい」
米田隼也選手
「やっとピースタでゴールが決めれてうれしい」
「敵地でまた難しい戦いになると思うんですけど、よりもっといい準備をして必ず4連勝を達成できるようにしたい」
V・ファーレン長崎は3連勝でプレーオフ圏内の6位に浮上しました。
リーグ後半戦、勢いを加速させていますが、残念なニュースが。
増山朝陽選手がJ1のFC町田ゼルビアへ完全移籍することが発表されました。
抜群のスピードと攻守のハードワークが持ち味で、今シーズンは全試合に出場し、5ゴール・6アシストと活躍していました。
増山選手の穴をどう埋めるのかも気になる次節はアウェーゲームです。
12日(土)14位のいわきと対戦します。