ボクシングWBA世界フライ級元チャンピオン、ユーリ阿久井 政悟選手(29)が、岡山市の大学で講義を行い、学生たちにトレーニングのアドバイスを送りました。
拍手で迎えられた倉敷守安ジム所属のユーリ阿久井政悟選手、7月7日、母校の環太平洋大学で特別講義を行いました。
2024年、岡山のジム所属の選手として初めての世界王者となったユーリ選手。2025年3月、3度目の防衛戦で王座陥落となり、現在は、復帰時期は未定ですが、大学のスポーツ科学センターの助手として働きながらトレーニングを続けています。
講義では1年生約100人を前にトレーニングで工夫したことを語ったほか、学生たちの悩みにアドバイスを送りました。
(学生)
「1つの事に集中してしまう。視野を広くするために意識していることは」
(ユーリ阿久井 政悟選手)
「体の動きで何をしようとしているのかを見る。練習で体の動きを感じられるように、見てから動き出すのではなく、体の反応で動き出す練習をした方が良いのでは」
(学生は…)
「競技に対してもトレーニングに関しても常に考える姿勢がすごく大切だと思った」
(倉敷守安ジム ユーリ阿久井 政悟選手)
「自分と同じ岡山の地で頑張るアスリートに本気で頑張ってほしい、成功してほしいという思いがある」