岡山市消防局は7月7日、大雨による土砂災害を想定した救助訓練を行いました。

この訓練は西日本豪雨に合わせ、毎年この時期に行われていて、消防隊員ら約80人が参加。台風による大雨で土砂災害が発生し、生き埋めになっている人がいるという想定で行われました。

隊員らは、重機を使って、車両のドアを塞ぐ岩を取り除き、要救助者を救出。また、木の板などで周囲の崩落を抑え、2次災害を防ぎながら救出する「トレンチレスキュー」の手順を確認しました。

(岡山市南消防局 森本将規消防士長)
「身の回りを片付けて避難しやすい環境を作ることや情報が必要なので倒壊した家屋に何人いるのかなどを普段から地域の人が把握しているとより効率のいい救助活動につながる」

岡山市消防局は、こうした訓練を通じて救助技術の向上を図りたいとしています。

岡山放送
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