陸上の日本選手権が7月6日までの3日間、東京の国立競技場で行われ、郷土勢の選手が活躍を見せました。
大会1日目の女子棒高跳び決勝には、三豊市出身の田中伶奈(25・吉田石油店)が出場しました。
3メートル80と、4メートルを1回目でクリアし、流れは良かったという田中。4メートル10も1回目でクリアします。その後、4メートル20で2回失敗し、最後は、高さを上げて、4メートル25に挑戦も・・・。惜しくも失敗に終わりましたが、3位に入りました。
(吉田石油店 田中伶奈選手(三豊市出身))
「もう少し跳べるかなと思っていたので、悔しい気持ちしかないですね。日本記録(4メートル48)更新っていう所を第一の目標に頑張っていきたいなと思います」
大会2日目の男子100メートル決勝には、津山市出身で、筑波大学大学院2年の木梨嘉紀(23)が出場しました。
第2レーンを走る木梨。「オリンピックや世界選手権が行われる舞台で走れたことは光栄だった」と語った木梨は、最後まで食らいつきますが、トップとわずか0秒12差でフィニッシュ。記録は10秒35で、8位に終わりました。
(筑波大大学院2年 木梨嘉紀選手(津山市出身))
「自分の実力っていうのがまだまだ日本のトップには足りないっていうのを改めて感じさせられました。今回、決勝に残ったのが初めてなので、来年(2026年)以降も決勝に残って戦っていけるように頑張りたいと思います」
大会最終日の女子砲丸投げ決勝には、岡山市出身で、岡山商科大学3年の奥山琴未が出場しました。奥山は5投目にこの日最高の15メートル54を記録し、2位に入りました。
(岡山商科大3年 奥山琴未選手(岡山市出身))
「悔しさも。でも一番はベスト8に残れて2位という形で終われたことは自分を褒めてあげても良いかなと思います。日本一は必ず取れるように頑張ります」