自身の学歴詐称問題をめぐり7月7日に伊東市議会から辞職を勧告された田久保眞紀 市長が同日3時半前に市役所を退庁しました。田久保市長は午後7時半から会見を開くことにしていて、弁護士との打ち合わせなど準備を進めているものと見られます。
伊東市の田久保眞紀 市長をめぐっては市が発行した最新の広報誌や報道機関が依頼した経歴調査票に「東洋大学法学部卒業」と記されている一方、市長は7月2日に開いた記者会見で実際には除籍されていたことを明らかにしました。
これを受け、伊東市議会では7日の本会議で田久保市長の学歴などについて調べる百条委員会の設置案と田久保市長に対する辞職勧告決議案がいずれも全会一致で可決されています。
こうした中、田久保市長は同時午後3時前に市役所を後にしました。
田久保市長は午後7時半から市内で会見を開き、これまでの経緯の説明や自身の進退について明らかにすることにしていて、弁護士との打ち合わせなど準備を進めているものと見られます。
伊東市によると田久保市長は7日午後3時以降、公務が入っていなかったということです。