◆ミルウォーキー・ブルワーズ9-1ロサンゼルス・ドジャース 7日(日本時間8日午前8時40分試合開始、アメリカンファミリーフィールド)
メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは7日(日本時間8日)、敵地でブルワーズと対戦し、大谷翔平選手(31)は1番DHで先発出場。4打数2安打だった。
前日のアストロズ戦で大谷は4打数無安打、三振1の成績。ドジャースはアストロズに3連敗のスイープを喫していた。
ドジャースの先発は今季8勝6敗・防御率2.51、1日のホワイトソックス戦に続く3連勝を目指す山本由伸投手(26)。一方のブルワーズは今季リーグトップの9勝(4敗・防御率2.91)を挙げているペラルタ投手が先発し、“エース対決”となった。
1回表、先頭打者の大谷はカウント0-1で2球目のカーブを打って3塁線へのボテボテのゴロとなったが、“大谷シフト”の裏を突いてヒットで出塁。後続が倒れて得点はならなかった。
1回裏、山本は2死2、3塁で5番ボーンに左中間スタンドへスリーランホームランを浴びてブルワーズが3点を先制。さらに2死1、2塁で8番ダービンのショートゴロを遊撃手ムーキー・ベッツが送球エラーする間に1人が還る。なおも1死1、3塁で9番モナステリオの当たりはライト前にポトリと落ちるタイムリーヒット。ブルワーズが5-0としたところで、走者を1、3塁に残して山本から2番手ドレーヤーに交代。山本は1回をもたず2/3イニング、打者9人に41球を投げ、被安打4、被本塁打1、与四球2、失点5、自責点3でノックアウトとなった。
3回表1死2塁で大谷の第2打席、カウント2-2で7球目のカーブを打ち上げたが、飛距離は出ずライトフライに倒れた。
5回裏2死満塁で7番チュラングがレフト前に2点タイムリーヒット。ブルワーズが7-0とリードを広げる。
6回表無死走者なしで大谷の第3打席、3-2フルカウントで6球目の内寄りボール気味のチェンジアップを見送ったが、審判がストライクをコールし見逃し三振。大谷は納得いかない様子で首を左右に振るしぐさを見せた。
7回裏無死1塁で4番イェリッチにツーランホームランが出て、ブルワーズのリードが9点に広がる。
8回表無死走者なしで大谷の第4打席は、ブルワーズ2番手アシュビーとの対戦。カウント1-1で3球目の外角スライダーを引っ張ってライト前にこの日2本目となるヒットで出塁。2死1、2塁となって、パヘスに代わって5番に入ったルイーズがピッチャー強襲のヒット。ボールがライトに転がる間に2塁から大谷が生還し、ドジャースが1点を返した。大谷は両リーグトップを独走する今季87得点目をマークした。
9回表、3番手マギーがドジャース打線を無失点で抑えたブルワーズが9-1で快勝。ドジャースは4連敗となった。大谷は4打数2安打、得点1、三振1の成績。山本は今季7敗目を喫した。