広島市の住宅などを訪れ、必要のない屋根の修繕工事の契約をさせようとして、同じ会社に勤める男4人が起訴されました。一方、一連の事件の中心的役割を担ったとして逮捕された男性は不起訴となりました。

特定商取引法違反の罪で起訴されたのは、川嵜こと小浦将太被告(35)、小川慶徳被告(38)、新宅蓮被告(26)、山下公一郎被告(30)の4人です。
起訴状によりますと、4人は共謀し、去年9月に東広島市、今年2月に広島市の住宅を訪れ、「板金がはがれているので台風などの強風で板金が落ちる可能性がある」「隣の家に損害を与えることになってしまう」などとウソを言い、工事契約を勧誘した罪に問われています。

警察によりますと、4人を含めたグループの戸別訪問は県内のほか、山口、島根、岡山であわせて約500件が確認されているということです。

なお、一連の事件で中心的役割を担ったとして逮捕された男性は、「送致事実に足りる十分な証拠がない」として不起訴となっています。

テレビ新広島
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