不漁のため断続的に休漁していた射水市の新湊漁港のシロエビ漁が7日に再開されましたが、水揚げがなく、今シーズン6度目の休漁を決めました。
午前7時すぎ、漁に出ていた3隻の漁船が新湊漁港に戻ってきましたが、シロエビの
水揚げがなかったため、競り場近くに船を着けず、直接、係留所まで戻っていきました。
出漁していた漁船「正喜丸」の船主、野口和宏さんによりますと、7日は魚群探知機にシロエビの反応が見られず、網を入れることもなかったということです。
*正喜丸 野口和宏船主
「生活は厳しい、収入がないから。本来なら、梅雨が明けたら水揚げが増えるという傾向があるが、今年は空梅雨なので、不安を感じる。様子を見ながらやっていくしかない」
7月1日から5度目の休漁を行っていた新湊漁港のシロエビ漁ですが、依然として回復の兆しが見られないことから、8日から今月13日まで出漁を見合わせることを決め、今シーズン6度目の休漁に入ります。
漁は14日に再開される予定です。