「自殺死亡率」が九州で最も高い宮崎県。
その対策について話し合う会議が開かれました。
県庁で開かれた会議では、県の担当者から6月に発表された厚生労働省の「人口動態統計」によると、去年の県内の自殺者数は187人と前の年から35人減ったことが報告されました。
男性は70代が最も多く27人、女性は40代が最も多く、10人となっています。
人口10万人あたりの自殺者数を示す「自殺死亡率」は18.3と少なくとも33年連続で全国平均を上回り、九州地方で最も高くなっているということです。
こうした状況を受けて、去年から24時間365日対応する電話相談窓口が設置されていることが報告されました。
インターネットの「ひなたこころサポート」のページで「いますぐ誰かに話を聞いてほしい」という表示をクリック。
自動で表示されるその時間帯に対応している窓口の番号に気軽に電話してほしいということです。