北海道コンサドーレ札幌1-0レノファ山口FC

 明治安田J2リーグ第22節、北海道コンサドーレ札幌は7月5日(土)、大和ハウスプレミストドームでレノファ山口FCと対戦しました。

 試合は序盤から相手にボールを支配される展開が続きましたが、前半45分に高嶺朋樹選手が放ったシュートを、アマドゥ・バカヨコ選手が体でコースを変える形で先制点を奪いました。

 追加点がほしいコンサドーレは、後半途中から投入したマリオ・セルジオ選手やこの試合で復帰を果たした近藤友喜選手らがチャンスを作るも得点を奪うことができません。

 後半、山口も猛攻を見せ、再三ゴールを狙いますが、ゴールキーパーの高木駿選手がビッグセーブを見せるなどディフェンス陣が守り切り、1-0で勝利しました。

 決勝点を決めたアマドゥ・バカヨコ選手は、試合後のインタビューで「ここにいる選手だけじゃなく、チーム全体がハードワークで勝利できました」と語りました。

 ゴールシーンについては「自分の”Luck”を作ると信じている。みんな一生懸命がんばったおかげ」と話し、チームトップの6ゴール目には「まだ、足りないです。これからももっと決めたい」と意気込みを見せました。

 2試合連続のホームでの試合、勝ち点6が必要と自分にも選手達にもプレッシャーをかけてきたという岩政大樹監督は、「(目標を)達成できたことを非常に喜ばしく思います。非常に良い雰囲気を作ってくれたサポーターの皆さんのおかげ」と喜びを口にしました。

 ディフェンダー陣について問われると、「完璧に守れたとは思っていない」としながらも「ゴール前の守りや声がけの部分は浦上、宮もそうですが、途中から入った家泉も非常にいい働きをしました」とコメントしました。また、ゴールキーパーの高木選手についても「非常に安定して守ってくれた点を評価したい」と述べました。

 高木駿選手は試合後、「ディフェンダー陣がすごく体を張って守ってくれたので、ものすごく頼りになったし、何回もシュートブロックしてくれた。チーム全体で守れたと思います」と振り返り、次節に向けては「今日、すごく厳しい試合を勝ち切ることができたので、3連勝の勢いを止めないように、しっかり全員で勝ちを目指してやっていきたい」と意気込みを語りました。

 前半の1点を最後まで守り切った北海道コンサドーレ札幌が3連勝とし、次節アウェーでジュビロ磐田戦に臨みます。

北海道文化放送
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