6月までの半年間に宮城県内で倒産した企業は「86社」となりました。物価高や人件費の高騰などを背景に中小企業の倒産が増えています。
民間の調査会社東京商工リサーチによりますと、今年1月から6月までの半年間に県内で倒産した企業は「86社」で、去年の同じ時期と比べ「8社」減少しました。
一方、倒産した「86社」のうち、従業員が「20人未満」のいわゆる中小企業は「83社」に上りました。
東京商工リサーチは「物価高に伴う経営コストの増加や人件費の増加が重荷となり、資金力の無い中小・零細企業の倒産件数が増えている」としています。