島根県松江市の専門学校で7月2日、学生が国際交流員から本場の韓国料理を学ぶ特別実習が行われました。食を通じて異文化の理解を深めました。
松江市の松江栄養調理製菓専門学校で、2日に行われたのは、本場の韓国料理を学ぶ特別実習です。
学生が研修旅行で8月に韓国を訪れるのを前に、異文化の理解につなげようと行われました。
実習には、栄養士科の2年生28人が参加、講師を務めた韓国出身の松江市の国際交流員・高星銀さんが「チュユクポックム」と呼ばれる豚バラ肉の炒め物など家庭料理の作り方を紹介し、学生たちが実際に調理しました。
学生:
普段と違います。
学生:
ハサミで肉を切るとかあんまりしないですね。
国際交流員・高星銀さん:
(包丁でも)どっちでも良いんですけど(ハサミの方が)簡単に切れるので。
豚肉をハサミでカット、韓国流の調理法です。
この学校は2024年、韓国の私立大学・長安大学校と協定を結び、学術・教育交流を進めています。
国際交流員・高星銀さん:
とても素晴らしい。私が作った物より美味しそうです。
約1時間で3品が出来上がり、学生たちが早速、味を確かめました。
学生:
とても良い機会だった。(韓国料理を)家族に作りたいと思いました。
学生:
新しいものに触れることが出来て良かった。
国際交流員・高星銀さん:
私も日本の料理を韓国で食べながら日本の文化に触れたり興味を持つようになったりしたので、日本の方々も韓国料理を通じて韓国に興味を持ったりして欲しい。
学校では、今後も国際的な視野を持つ学生の育成に取り組みたいとしています。