新型コロナウイルスの流行が懸念されるとして、沖縄県は4日、新型コロナ感染拡大準備情報を出しました。
県によりますと、6月29日まで一週間に定点医療機関で報告された新型コロナの患者数は前の週の1.91倍で、1医療機関あたり11.22人となっています。
こうしたなか県は4日、新型コロナ感染拡大準備情報を発出しました。
新型コロナはインフルエンザのような注意報や警報といった基準がないことから、県は感染拡大が懸念されると判断した際に注意喚起を呼び掛けるため2024年から準備情報の運用を開始しました。
準備情報は医療機関や高齢者施設に対し感染拡大に備えるよう求めるほか、県民については施設を訪問する際は基本的な感染対策を講じるよう注意を呼び掛けています。