鳥取県内有数の「梨どころ」湯梨浜町では、7月4日を数字の語呂合わせで「梨の日」にしています。
これに合わせて、梨の生産者が樹齢100年を超える二十世紀梨の古木「百年樹」に豊作を祈願しました。

県内有数の梨の産地、湯梨浜町で受け継がれている二十世紀梨の古木「百年樹」。
119年前、町内に初めて導入された原木のひとつです。
2004年、平成の大合併で湯梨浜町が誕生したのに合わせて、町は7月4日を「梨の日」に制定していて、毎年豊作を祈願しています。

4日は、生産者やJAの関係者が集まり神事が営まれたあと、地元の子どもたちが「梨のうた」を歌って「梨の日」を祝いました。

JA鳥取中央東郷果実部・寺地政明部長:
梅雨が早く明けてしまって、梅雨時期にそんなに雨が降ってなくて絶対的に水不足ですが、119年続く中で失敗したことがないので、いいものが出来ると確信しています。

JAによると、冬場の低温でやや遅れていた生育状況は3月下旬以降に持ち直し、また、カメムシの被害も少ないということで、今シーズンは平年並みの玉太り、収穫量が見込めるということです。

二十世紀梨の収穫は8月下旬から始まり、JAは6億円の販売を見込んでいます。

TSKさんいん中央テレビ
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