「日本」をテーマにした砂像、砂の彫刻が公開されている鳥取市の砂の美術館で新しい作品が制作されています。
モチーフは「妖怪」、砂の世界に水木しげるワールドが出現します。
鳥取市の鳥取砂丘砂の美術館では、現在開催中の「日本」をテーマにした展示に加わる新たな砂像の制作が6月27日から進んでいます。
制作されるのは屋外の広場、制作のようすを間近で見ることができます。
作品のテーマは「日本の妖怪」。
7月19日から倉吉市の鳥取県立美術館で、水木しげるさんが描く妖怪をテーマにした企画展が開かれるのに合わせたコラボ企画です。
制作期間は15日、がしゃどくろや一反木綿など、水木さんが描く妖怪たちを約140トンの砂を使って立体的に表現します。(高さ3.6メ―トル、幅7.2メートル)
来館者:
水木しげるロードに行ってきてここにも遊びに来た。
これはこれでおもしろいというか、おどろおどろしいというのを感じました。
制作の場面を見たのは初めてなんですよ。すごいなと思いました。
また、完成したのを見に来たいと思います。
砂の美術館総合プロデューサー 茶圓勝彦さん:
いろんな違う方法を模索しながら人が見て非常に印象的に見えたり、その先に怖いな、おどろおどろしいなと感じるところまで到達できたらと思う。
この「妖怪」砂像は7月11日に完成、2026年1月まで公開される予定です。
(公開制作も11日まで・2026年1月まで展示)