アイルランドの首相が平和公園を訪れ原爆の犠牲になった人々を悼みました。アイルランドの首相による公式な広島訪問は今回が初めてです。

広島を訪れたのはアイルランドのミホール・マーティン首相です。

午前11時過ぎ、マーティン首相は広島市の松井市長に案内され、平和公園の慰霊碑に花を手向け犠牲者を悼みました。

このあと、8歳のときに爆心地から2・5キロ離れた自宅で被爆した八幡照子さんの被爆体験に熱心に耳を傾けました。

また、芳名録には「被爆者や広島の人々に敬意を表し核兵器の脅威がない世界に向けこれからも努力を続けていく」などと決意を記しました。

【アイルランドミホール・マーティン首相】
「広島で被爆の実相に触れ多くの犠牲者がいたことをいま理解していますし、それゆえに第二次世界大戦後、世界でこのようなことが繰り返されてはならない」

テレビ新広島
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