中四国の学生スイマーが一堂に集まり、好記録を狙います。山口市の山口きらら博記念公園水泳プールで６月２８日・２９日に中国四国学生選手権水泳競技大会が開かれました。岡山県から出場した注目選手です。
２９日に行われた女子１００メートル自由形には、前回大会で優勝した、中国学園大２年の青井みのり選手が前日の女子２００メートル自由形に続き登場しました。
女子１００メートル自由形では予選を１分００秒８９と１位で通過した青井選手。この日行われた決勝では、第４レーンから勢いよく飛び出します。レースは前半、青井選手を含む５選手の先頭争いに。第３レーンの広島大学の好満真実選手（１年）とほぼ同時に先頭で５０メートルを折り返します。後半は、スパートをかけた好満選手に対し最後まで粘りの泳ぎを見せますが、予選を上回る１分００秒６２でフィニッシュ、３位となりました。
この日は、男子４×２００メートルフリーリレーのタイムレース２組に岡山大学が登場。第１泳者は、同じ日に行われた男子１００メートル自由形で３連覇を果たした、村上太一選手（４年）が担います。
リラックスした様子でスタートした村上選手。浮き上がりから早々に先頭に立ち、他の大学を寄せ付けないダイナミックな泳ぎを見せます。後半は２位に体ふたつのリードをつけ、第２泳者に。岡山大学はそのまま、７分５１秒２８の１位でフィニッシュしました。
村上選手は２８日に行われた男子４×１００メートルフリーリレー５０秒０９の大会新記録を達成。男子自由形５０メートルでも２位に入るという好成績を収めています。
中国四国でトップレベルのレースを見せた村上選手と青井選手。岡山の学生水泳界期待のスイマーの今後に注目です。
