北九州空港に緊急着陸した小型機が滑走路を逸脱したトラブルで、国の運輸安全委員会が4日、現地に入り調査を始めました。
北九州空港を離陸したばかりの小型機が2日朝、エンジンの異常から緊急事態を宣言し、空港に引き返しました。
小型機は斜めに滑走路に進入し着陸を試みましたが、滑走路から外れ、脇の草地をバウンドしながら走行し、その後、滑走路に戻りました。
小型機には2人が乗っていてけがはありませんでしたが、国の運輸安全委員会は「重大インシデント」として、4日から3人の調査官が現地入りし調査に当たっています。
◆航空事故調査官 高橋充さん
「エンジンのトラブルということで、非常にシリアスと考えております。早く公表を行いまして、再発防止に務めていきたいと思っております」
調査官らは機体の損傷具合や滑走路などの確認を行うということです。