ドイツ南部を走行していた高速列車の車内で、男がおののようなもので乗客を襲い、4人がけがをしました。
地元警察によりますと、事件があったのはハンブルク発オーストリア・ウィーン行きの高速列車の車内で、おのやハンマーのような凶器を持った20歳のシリア国籍の男が、乗客を無差別に襲ったということです。
けがをしたのは15歳から51歳のシリア人男性3人と、38歳の男性1人のあわせて4人で、いずれも命に別条はないということです。
男はその場に居合わせた乗客によって取り押さえられ、その際に重傷を負ったということです。
動機などは明らかになっておらず、警察が詳しい経緯を調べています。
列車には約430人が乗っていたということです。