6月下旬から地震が相次ぎ、3日に「震度6弱」を観測した鹿児島県のトカラ列島・十島村では、避難を希望する悪石島の13人がまもなく船で島外に避難します。
この地震を受けて気象庁は緊急の記者会見を行い、当分の間、同程度の地震に注意するよう呼びかけています。
気象庁地震火山部 地震津波監視課長・海老田綾貴氏:
家の倒壊や土砂災害の危険などの心配があります。今後地震や雨に十分注意してください。当分の間、震度6弱程度の地震に注意をしてください。(住民の方は)寝室では家具が倒壊しない場所であること、あとは上から物が落ちてこないような場所でお休みになるほか、枕元に靴等や懐中電灯等を置いていただきたい。
鹿児島・十島村で発生した震度6弱の地震をうけ、気象庁は記者会見を行い、非常に活発な地震活動が続いており終わりは見通せないとして、当分の間、同程度の地震に注意し身の安全を守るよう呼びかけています。
トカラ列島近海を震源とした地震は、過去にもこの地域ではまとまった地震活動がありましたが、震度6弱を観測したのは初めてです。