2025年の春闘の賃上げ率は5.25%となり、2年連続5%台の高水準となった一方、中小企業に限定すると5%を下回る結果となっています。
連合によりますと、2025年の春闘で企業側の回答の最終集計では、賃上げ率の平均が前の年を0.15ポイント上回る5.25%となり、月額では1万6356円の賃上げでした。
物価高や人手不足を背景に、33年ぶりの5%台となった2024年を上回り、2年連続の高水準となっています。
一方、中小企業に限定すると賃上げ率の平均は4.65%で、連合は、「賃上げの裾野を、中小も含めて広げ、5%以上の実現を続けていくことが重要だ」としています。