新潟市の高校で7月3日、闇バイトの防止を呼びかける講習会が開かれました。講習会では応募の流れをチャットアプリを通して疑似体験しながら犯罪の防止が呼びかけられました。

3日、新潟市中央区の新潟青陵高校で行われたのは『闇バイト防犯講習会』。この日は、その危険性をチャットアプリを使って疑似体験しました。

SNS上で“ホワイト案件”と称される求人に申し込んだところ、送ってしまった個人情報をもとに脅迫されるという想定です。

【県民生活課 阿部篤史 政策企画員】
「向こうは辞めさせたくない。どうしても加担させたいので『初めてだったら不安ですよね、うちは安全なんですよ』とさらに安心させるメールを送ってくる」

県内でも闇バイトに関する相談は去年1年間で350件、今年は4月末時点ですでに112件寄せられているということです。

【体験した生徒】
「断れないときは、『逃げられない』という感じで圧迫された感覚になった」

生徒たちは日々使用しているSNSから犯罪に巻き込まれる恐れがあることなどを学んでいました。

NST新潟総合テレビ
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