新燃岳の火山灰が降り積もっている鹿児島県霧島市から中川記者の中継です。

中川雅温記者
はい。私はいま、新燃岳の火口から約8キロの場所にある、霧島高原国民休養地に来ています。

約10分ほど前から灰が混じった雨が降り始めました。午後3時ごろからこのあたりで取材を続けていますが、火山灰がしんしんと降り続いています。

時折、火山雷と思われる音が聞こえることもありました。私の横に立っている、こちらの木の葉っぱにも火山灰が積もっています。さらさらとした細かいパウダー状の火山灰が数ミリ積もっています。

付近の宿や観光協会などによりますと、一連の火山活動を受けて今のところキャンセルなどは出ていませんが、新規の予約の動きは例年よりも鈍いそうです。

2011年や2018年に発生した新燃岳の噴火では、このあたりの施設の営業に影響が出たことを踏まえて、住民の方は噴火活動が長期化しないことを願っている様子でした。

以上、中継でした。

鹿児島テレビ
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