島根県隠岐の島町の西郷湾で3日午前、隠岐水産高校のマリンスポーツの授業中に、バナナボートから転落した生徒合わせて3人が病院に搬送されました。
けがをした生徒の程度は軽く、命に別状はないということですが、意識がややもうろうとしていると訴えている生徒1人が入院しています。
【画像:隠岐海上保安署(Googleストリートビュー)】
3日午前11時半ごろ、隠岐の島町の西郷湾で、隠岐水産高校の2年生のマリンスポーツの授業で、バナナボートに生徒を乗せて水上バイクで引いた所、バナナボートから海に転落した男子生徒あわせて3人が口の中を切るなどのけがをしたということです。
生徒3人は、救急車で島内の病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別状はないということです。
隠岐海上保安署によると、教師が運転する水上バイクで長さ約5メートルのバナナボートを引いていたということで、3人はいずれも出発した瞬間に海に転落したとしています。
1人は、目の痛みややや意識がもうろうとしたとの症状を訴えているということで、入院の措置をとっています。
また別の1人は、転落した瞬間にもう一人の生徒の頭に顔をぶつけ、口の中を切ったということです。
隠岐海上保安署では今のところ、教師の水上バイクの運転に問題はなかったとしていますが、引き続き転落の原因などを調べています。