関西を中心に車の制御システムを解除する手口で高級車の窃盗を繰り返していたとみられる男らが検挙されました。
被害総額は2億6千万円以上にのぼります。
住居不定・無職の西山寛一被告(59)は、去年7月、大阪市住之江区で高級車1台、370万円相当を盗んだ窃盗の罪などで起訴されました。
警察によると、西山被告は、他にも男ら3人と共に、2019年から去年にかけて大阪府や兵庫県などでアルファードやレクサスなど高級車を繰り返し盗んだ疑いももたれていて、3日、検察に最終送致されました。
西山被告らは、おおむね容疑を認めているということです。
警察は、このグループは車の通信システムに侵入し鍵を解除する装置、「CANインベーダー」を使って窃盗を繰り返していたとみていて、被害総額は2億6500万円相当にのぼるとみられます。
(関西テレビ「newsランナー」2025年7月3日放送)